怒りとの付き合い方
自分の母親は怒りが身体にいつも充満していた。
近くにいる人は否応なくその怒りに飲み込まれる。
だから母親と暮らしていた若い頃は毎日が苦しかった。
母の性質なのか、苦しい経験のせいなのか、よくはわからないのだが、母のパワーの元ではあるようだ。
そんな母を見ていて、自分は怒りに包まれることのないようにと細心の注意を払ってきたつもりだった。
自分はと言えば、悲しみが詰まっていると感じていました。
ある時、仏教では怒りと悲しみは同じであると知りました。
自分の思い通りにならない状況への反応。
それを知った時には、結局自分も母と同じなのかとがっかりしました。
どうにもならない環境への思いを浄化出来ていないのだと。
でも、希望がないわけではない。
マインドフルネスの瞑想の効果がどうして出るかと言うのに、心のデフォルトは幸福感だから(言葉はちょっと曖昧)だと言う言葉に出会いました。
ならば、元に戻せばいいのね。