優先順位は介護?育児?

親の介護が少しずつ深刻になってくる。


高齢で一人暮らしの母親は、子供達に迷惑をかけたくないと、これまで介護保険バリアフリーにしたり、ヘルパーさんをやりくりして何とか平日は何とか普通の生活を営んでいた。


それが、ちょっとしたことで入院をすると、一気に体力が落ち、せん妄がはじまり、嚥下が難しくなった。


病院に長くいると、寝たきりになってしまうと、退院はし、ヘルパーさんのシフトを増やし、親戚も総動員。


このように安い単価で介護を担って貰える制度は大変ありがたい。


でもここで少し違和感を覚えた。


何かと言えば、育児のサポートと介護のサポートの質と量の差だ。


介護はこれ程手厚くシステムがあるのに、何故子育てには無いのだろう?

ヘルパーさんの半分の量でも育児中の親にサポートがついたら、もっと育児はしやすくなる。


母親が自分の時間が欲しいと言うのが許されないお国柄だからだろうか?


サポートされる側が物が言えるかどうかの違いなのだろうか?


自分の行く末に介護の保証が無ければ不安だけれど、子育てがしにくい国は先細ってしまい、結局は自分たちにしっぺ返しがくる。


選挙がはじまりましたが、国としてどんな未来を描くのか、じっくりと見ないと行けませんね。